俳優・織田裕二(57)が、長年メインキャスターを務めた世界陸上での決め台詞「キター」を使いづらくなってしまったのではないかと、19日の生バラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)で話題になった。

 この日のゲストは「ザキヤマ」ことお笑いコンビ「アンタッチャブル」の山崎弘也(49)。持ちギャグ「ザキヤマが××(場所など)に、来るー」の元ネタは「もともと織田裕二さんだから」と、織田の名を挙げた。

 織田が「キター」と叫ぶ1990年代後半の目薬CMを芸人・山本高広がモノマネし、それを山崎が「来るー」とアレンジしギャグにした経緯がある。その織田は、9月に東京・国立競技場で開催される世界陸上のCMでは「キター」でなく「来るよー」と言っている。

 山崎はそれに言及し「織田さんが世界陸上かなんか(のCMで)『来るよー』って。(自分の)『来るー』に寄せてくれる感じ、『来るよー』って」と得意げ。

 すかさずぽかぽかMC、お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気は「寄せてない!」、相方の澤部佑も「普通に『キター』って言えなくなっちゃったんですよ、織田さんが」とツッコんだ。

 山本の織田モノマネ「キター」も、山崎の「来るー」も、あまりに認知されすぎてしまい、「キター」はネットスラングとして浸透したほど。そんなこともあり山崎も、織田が「キター」と言えず「来るよー」に替えた可能性を指摘した。ハライチは「言いづらくなっちゃった」(澤部)、「何にも言えなくなっちゃった」(岩井)とまた織田に同情。

 18日にTBSで放送された「ゴールデングランプリ陸上2025」の中継登場時も、織田は冒頭で「来ちゃいました」という文言を使っていた。

 織田は97年のアテネ大会から25年にわたり13大会連続で、世界陸上を中継するTBSのメインキャスターを務めたが、2022年のオレゴン大会でキャスターを卒業。今年の東京大会は「スペシャルアンバサダー」という肩書きで、2大会ぶりに世界陸上〝復帰〟する。

 世界陸上の開催200日前イベント(2月)で織田は「『キター』はね、偶然生まれちゃったんですよ。狙っちゃいけないんですよね、たぶん。素直な気持ちで…」と明かしている。