世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が5月4日(日本時間同5日)に米ラスベガスでWBA同級1位ラモン・カルデナス(米国)と対戦を控えるなか、日本のモンスターへの注目度が現地で高まっている。

 米メディア「Sports Illustrated」は「井上尚弥がジャーボンテイ〝タンク〟デービスについて率直に語る」と題する記事を掲載。WBA世界ライト級王者とデービス(米国)と井上の関係について焦点を当てた。

 同記事では、井上について「彼は米国の観客の間では最もよく知られているボクサーの一人ではないかもしれないが、真のボクシングファンは、ナオヤ〝ザ・モンスター〝イノウエが現在のパウンド・フォー・パウンドの偉大なボクサーであるだけでなく、史上最高のボクサーの一人として語り継がれることを理解している」と紹介。

 さらに「イノウエがそれほど有名ではない理由は、彼の試合のほとんどが出身地の日本で行われているからだ。しかし、彼がキャリア後半に差し掛かるにつれ、米国で戦わせようとする動きが強まっているようだ」と米国進出の背景を伝えた。

 その上で、井上が24日の取材対応でデービスについて問われ「自分も好きな選手。すごくリスペクトもある」などと語ったことを紹介。記事では「デービスとイノウエは同じ階級ではないが、体重は十分に近いので、最終的には両者のスーパーファイトが実現する可能性もある」と指摘した。

 実現の可能性は別にして、米国ではデービスと井上の超スーパーファイトを期待する声は根強い。モンスターが今回のカルデナス戦で圧倒的なパフォーマンスを披露すれば〝世紀の対決〟の待望論が再び高まる可能性もありそうだ。