Monkey Majik「Sunshine」
週刊少年ジャンプ連載の椎橋寛による人気漫画「ぬらりひょんの孫」は、2010年に第1期、11年に第2期がアニメ化されている。その第1期にオープニングテーマを手掛けたのがMonkey Majikだ。第1話から最初の総集編までは「Fast Forward」が、第13話からは「Sunshine」が起用された。
「Fast Forward」はアップテンポでノリが良く、アニメのOPにはマッチしていたが、どちらかというとミドルテンポの「Sunshine」のほうに、このバンドのユニークさが一段と強く感じられる。
Monkey Majikはご存じの方も多いと思うが、フロントの2人がカナダ人の兄弟で、リズムセクションを担う2人が日本人という混成バンド。02年のインディーズデビューから今日に至るまで、変わることなくワンアンドオンリーの音楽性を貫いている。
「Sunshine」は基本的にはギターカッティングが全編を引っ張る、いわゆる“ギターポップ”。だがそこにヒップホップ的なグルーヴが加わり、さらにメロディーは極めてキャッチーで良質のJポップという感じ。カナダ人がメインだから当然、洋楽的な要素は強いのだが、それだけだったら普通に欧米のロックになってしまうところへ、違和感が全くない日本語のボーカルと覚えやすいメロディーがこのバンドでしか出せない絶妙のミクスチャー感覚を作り上げているのだ。
バンドの代表曲というと一般的にはヒットした「Around The World」や「空はまるで」あたりになるのだろうが、Monkey Majikの楽曲は何を聴いてももっと爆発的に売れて良さそうなほど高水準。「Sunshine」と「Fast Forward」が収録された「ぬらりひょんの孫オープニングテーマEP」が、オリコン最高位53位止まりって、ちょっと信じがたい気がする。












