アイドルグループ「SKE48」は15日、13期生オーディションに合格した新メンバー14人のお披露目を行った。今回のオーディションや今後の活動方針、プロモーション展開についてグループのオーナーである藤澤信義氏(55)を直撃。藤澤氏が明かしたSKE48パワープッシュ計画とは――。
――SKE48の13期生がお披露目された。藤澤会長は審査員としてオーディションにも関わった
藤澤 オーディションは未来のSKE48を作るための大切な行事ですから3か月前から「(最終審査の日は)予定を空けて下さい」と言われていました。
――合格者を選ぶうえで重視したポイントは
藤澤 「SKE48で活動したい」という気持ちですね。乃木坂46、AKB48、僕青(僕が見たかった青空)などいろいろなアイドルがありますが、SKE48は名古屋という場所を中心に活動していかなければならない。この地でやりたいんだという気持ちを大きく出してくれることは重要だと思います。「アイドルだったらどこでもいいです」という子だとフラフラしちゃうので。今回のオーディションでは強い気持ちを持った子を見られたので良かったです。
――SKE48は名古屋が活動の中心になる
藤澤 現実問題、7~8割ぐらいが名古屋での仕事になります。そのうえで愛知を中心に東海地方全体にも活動拠点を広げていく予定です。僕も今年から岐阜に寄った仕事に力を入れていこうと思っていて、今、Jリーグとも話し合いをもっているところです。サッカーJ3のFC岐阜をはじめ、地元の各自治体、バローなどの企業と協力して地域振興策、活性化を図っていくつもりです。より地域の中でエンタメとのシナジーが出るようにしていきたいと思っています。
――芸能活動をするうえではどうしても東京を本拠地にしている方が有利となる
藤澤 もちろん、そこ(東京を中心に全国展開を目指す)に執着することは大事なことだと思います。SKE48の本業は公演やライブ、新曲を出してテレビ出演やSNSなどで情報を発信することですから、当然、東京での活動も増やしていきたい。メディア出演の仕事を取ってくることが運営の仕事じゃないの、ということを常に言っています。
――具体的なプランは
藤澤 うちのグループには(テレビ番組の)制作会社もあるので、その中で少しでもSKE48がいろいろな番組で活躍できるように支援をしていきたい。それと僕らもグループ内の証券会社(Jトラストグローバル証券)でテレビCMを出し始めているんです。証券会社の業績によって今後、CMを出していく回数、スポンサーになる本数が増えていくと思う。本業でうちの会社が大きくなればSKE48の出番が増えるという図式になるので本業を頑張らないといけないなという話になります。
――Jトラストグループ全体をパワーアップさせてそれをSKE48の活動にも還元させる
藤澤 Jトラストグローバル証券は高島彩さんと石原良純さんが出演しているCMを出していますが、(CM費用は)まだ年間5、6億円ぐらいなんですよ。それを広げていこうと思っていて、年間30億円、40億円となっていけば…。テレビにどれだけCMを出せるかでキャスティング力が変わってくる。資本主義なので、そこで戦っていかないといけないと思っています。
――今ならフジテレビはCMを出してくれるところは大歓迎では
藤澤 Jトラストグループとは別に、僕個人で医療脱毛や美容脱毛の会社を持っています。医療脱毛で全国に45店舗ぐらいあって、男性や女性の美容脱毛も合わせると全国で210店舗ぐらいある。これは圧倒的に日本一で、そこには年間で70億~80億円の広告費を使っています。そういったものも生かして今後、SKE48のテレビ番組出演につなげていくことも考えていこうかと思っています。
――グループの活動の場が名古屋だけでなく全国に広がっていく
藤澤 僕は昔から金融とエンタメのシナジーということを言っているんですが、会社が大きくなっていくことでいろいろなシナジーが出始めている。それが少しずつ目に見える形になってきた。彼女たちを活躍させる土壌も少しずつできてきています。歌番組やテレビ番組への出演が増えていけばメンバーのテンションも上がりますし、そういう成功体験をちゃんと作ってあげないといけないと思っています。でも口にするだけで現実にそうならないとメンバーにはなかなか信用してもらえない(笑)。だから僕は東京で(本業を)頑張らないといけないですね。
※藤澤氏はSKE48の運営会社・株式会社ゼストの親会社である株式会社KeyHolderの取締役会長であり筆頭株主。Jトラスト株式会社の代表取締役社長を務める。












