大阪・読売テレビの松田陽三社長は4日、同局内で行われた「社長会見」に出席し、同社の経営統合や子会社「株式会社センテンス」の解散について言及した。
同局は4月に同じ日本テレビ系の札幌テレビ放送(札幌市)、中京テレビ放送(名古屋市)、福岡放送(福岡市)と持ち株会社「読売中京FSホールディングス(FYCS)」を設立し、各社は完全子会社としてその傘下に入る。
経営統合について松田社長は「4社の横のつながりを強め、ネットワーク効果を高めたい。番組を一緒に作るための分科会などが立ち上がっています。スケールが大きくなると新規ビジネス、アニメ、ドラマなどリスクを取って行うことができる」と、その狙いを明かした。
続けて「地方テレビ局の再編というのは、業界全体で近々、他系列も含めてありうる情勢。フジテレビがローカル局にどんどん資本参加されたり、いろいろな動きがございます」と説明した。
また、長年親しまれてきたTV通販番組「Bーtops」が業績低迷で6月末で終了。同番組を運営してきた「株式会社センテンス」の解散および清算する。お客さま対応窓口は1年ほど継続される予定だ。
それについては「そこそこ利益は出ておりました。累積赤字も解消し、黒字基調できて、2020年のコロナの時は『巣ごもり需要』が発生して、非常に売り上げが伸びました」としながらも「その時に経営判断を誤りまして『業容拡大』に打って出てしまった。人を増やして、テレビ通販の番組を流すエリアも系列局の時間を買って流すような拡大路線に出たのが失敗。コロナが収束するとともに業界全体が逆風にさらされて、一気に業績が悪化した」などと説明した。












