タレントのみのもんたさん(享年80)の通夜が3日、神奈川・鎌倉市の自宅で営まれた。

 みのさんは酒豪でブランデーなどを好んだが、他にも〝愛飲〟していた飲み物があった。それは牛乳だ。2005年3月~13年10月、総合司会を務めて世相を斬ったTBS系情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」では牛乳が常備された。

「牛乳、牛乳」

 みのさんが声をかけると、番組スタッフが駆けつけてサッと牛乳を差し出すのが恒例だった。

 同番組関係者の話。

「みのさんは痛飲してそのまま『朝ズバ』のスタジオに来ることがありました。酒が残ったせいか急にきた眠気のせいか、番組で長めの尺(時間)のVTR中、ウトウトすることもしばしば。オンエア前やCM中に牛乳を飲みたいとリクエストすることもあったんです。常備したのは紙パックの牛乳でした」

 牛乳を欲した理由は、短時間で栄養補給するためだったとされる。

 もちろん、お酒にまつわるエピソードにも事欠かない。

「メシ、行くぞ」

「朝ズバ」が午前8時30分に終わった後、号令をかけて番組スタッフたちを引き連れ、東京・水道橋で飲み、3時間超移動して京都・祇園で豪遊する約450キロの〝長距離はしご酒〟は語り草だ。

「スタッフたちと一緒に水道橋の餃子チェーン店で飲み食いし、その足で新幹線に乗って祇園に行き、舞妓さんと遊んでいました。飲食費や往復の新幹線代はもちろん、みのさん持ち(負担)」(前出関係者)

 TBS系「ひるおび」3日放送では、みのさんが取り上げられた。江藤愛アナ(39)は、自身が09年に入社して半年で「朝ズバ」担当に抜てきされて初出演だった日の思い出を明かした。

 みのさんに「どうしたら上手に進行できるようになりますか?」とたずねると、当時40年ほどのキャリアがあったみのさんは「俺だってまだヘタだよ」と返したという。江藤アナは「その言葉は一生忘れない。一生こうやって勉強していくことを教えてくれた」と涙ぐんだ。