俳優のムロツヨシ(49)が26日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、自身の複雑な家族背景を告白した。

 幼いころ、親戚の叔母家族に育てられたと明かしたムロは、約40年ぶりに再会した実母について「すごく複雑な感情とかはなくて『あ、この方が…』というのと、お会いしてくれてありがとうございますというのと、お手紙ありがとうございますというのと…。近況を聞いて、うれしいとか悲しいとか、今まで何でこんなことしてくれたんだとか一切、何にも思わない。元気でいらっしゃって良かったなという気持ちと初めて人生で言えた言葉がありましたね。『産んでくれて、ありがとうございます』というのを伝えさせていただきました」と晴れ晴れとした表情で語った。

 育ててくれた叔母に実母と会ったことを3年間言えずにいたというが「実は産んでくれたお母さんと会いましたって伝えたら、即答で(叔母が)『あら、良かった』って言ってくれて、それ以上何の話をしたのか聞くこともなく。強いなと感じました」と振り返った。

 叔母にムロを預けていなくなった実父とは距離を置いているという。「父親というより男として、なんて自由に生きている男なんだろうということにあこがれと尊敬がありました。それは今でも思ってます。女性を引きつける何かがあったんだろうな」としながらも、「家を出てから数年後に祖母のことで電話したことが一度あってからは、話もしてない。親父は薄情者と思ってるかもしれませんが、叔母家族を大事にしたいので。親父が元気であればいいですし、親父のことを私が好きであることは変わりない。会わない幸せというのもあるのではないかと49歳の今は思うので」と明かしていた。

 番組MCの黒柳徹子に「自分の家庭を持つことは考えていますか」と問われると「可能性はないのかなと今のところは思います。さびしがり屋でコロナなんてものがあった時には、1人が耐えられなくて、自分のためだけに頑張るのは限界かななんて思いましたけど。今は舞台がある時は1人でやっていくしかないのかな、なんて思ってしまう自分がいます」と苦笑いしていた。