日本維新の会の増山誠兵庫県議が19日、YouTube番組「ReHacQーリハック―」に出演し、非公開だった百条委員会の音声データを外部に流出させたのは自身だと告白した。
増山氏は「端的に申しますと10月25日の録音を立花氏に渡したのは私です」と切り出した。斎藤元彦知事のパワハラ、おねだり疑惑の百条委で片山元副知事の証人尋問が10月25日に実施された。知事選の告示を6日後に控え、百条委では映像や内容については選挙後に公表することを決め、秘密会となっていた。
ところが、知事選中に立候補していたNHK党の立花孝志党首が自身のYouTubeで「秘密会の録音データを公開します」と片山氏が百条委で元県民局長の公用パソコンの中身に触れ、奥谷謙一委員長に遮られる様子が収録された音声データを公開。選挙戦に大きな影響を与えたとされた。
増山氏は「公開されるものだったが、期日より前に提供したことはルール違反で、この場を借りて謝罪をさせてもらう」とわび、情報を表に出したことには「元県民局長が文書を作成した背景を県民の皆さまに知らされないまま選挙が行われることが正しいことなのか強い思いがあった。ルール違反になることと公にするべきかで葛藤したが、事実をより広く県民が知ったうえで、選挙に臨むことが大切だと思った」と振り返った。
立花氏にリークしたことには「反斎藤一色のマスコミの中で、(マスコミに)提供する選択肢は取れなかった。立花氏は発信力があった」と話し、責任を取って、百条委の委員は辞任する意向を示した。
百条委の情報流出を巡っては、選挙中に斎藤氏失脚の黒幕の名前を記した文書を立花氏に渡したとされる騒動で、この日、百条委副委員長で維新の岸口実兵庫県議が「手渡したと言われても反論のしようがない」と事実上認め、百条委委員を辞任する意向を示していた。












