元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が、17日に更新されたNHK党・立花孝志氏のYoutubeに出演。立花氏と「RobotConsulting」代表取締役の横山英俊氏と対談した。

 橋下氏と立花氏が対談するのは初。立花氏はジャーナリスト時代にNHK受信料問題について、大阪市長時代の橋下氏に問いただした過去に触れ、「NHK問題は今のところやらない」との回答で、「自分でこの問題をやろうと思って、一方的に背中を押してもらった」と政治家の道を志すきっかけだったことを振り返った。

 対談で、橋下氏は「ネットの問題点を意識していて、確認させていただきたい」と兵庫県知事選を巡って、立花氏の言動について、一つひとつを確認する内容となった。

 立花氏は「斎藤さんに逆風が吹いていたので、有利な情報を積極的に入れようとしたのは事実。一方で一般の人から聞いた情報は違うという中で、公用パソコンの中身をオープンにしないことで責められている。10月29日に維新の県議から電話をいただいて、25日の(百条委員会の)秘密会の(音源の)情報を得た。維新の人たちは何を言ってもメディアが聞いてくれない。拡散力がないと」「(黒幕の名前や県民局長の疑惑が書かれた文書は)違う維新の県議から情報を得た」などと経緯をつまびらかにした。

 橋下氏から「僕も大体聞いていたが、ん?と思ったのは立花さんがいろいろ発言していて、(元県民局長は)不同意性交という罪を犯していたと発言していたが、犯罪までは裏付けられていないのでは? 意見としても犯罪までというのは言い過ぎだと思う」と問いただされ、立花氏は「法的には3人以上であれば10人はあまり変わらない。10人は訂正したが、不同意性交については今も可能性については否定していない」と回答。

 これに橋下氏は「すべて可能性って、成り立ってしまうが、あとは受け手の問題にもなるが、すべて立花さんの責任じゃないが、地上波が何も言わなかったことは責任がある。ただ、一定の発信力を持ったわけだから、言い方を気を付けていかないと」と苦言を呈する場面もあった。

 立花氏が情報ソースを明かしたことに橋下氏は「維新が情報源とハッキリ言ってくれた。立花さんの言うことが事実ならば信用は置ける」と見解の違いは認めつつも納得した様子で「立花さんがここまで言ったんだから、維新は説明しないといけない」と維新の吉村洋文代表らにもクギを刺した。
 
 ほかにも立花氏が百条委員会の奥谷謙一委員長の自宅兼事務所前で街宣したことや斎藤県政などの話題に触れ、橋下氏は「地上波だけの情報でなく、ネットでの情報をミックスする必要がある。選挙期間前になって、立花さんのような発信に違うとか、キャッチボールがなかったからネットの方で情報が広まった」とテレビ局側の問題点も指摘していた。