2日放送されたフジテレビ系ドラマ「モンスター」で主人公の弁護士を演じる趣里が、自身にまつわるパロディーめいたシーンを披露し、話題を呼んだ。

 X(旧ツイッター)では「紅茶を入れるシーンや、買い物ブギー…笑っちゃったよー」「分かる人は笑うわ」などと演出にピンときた投稿が続いた。

 趣里演じる亮子が事務所でポットを高々と掲げてカップに紅茶を注ぐ。同僚弁護士の杉浦(ジェシー)はそれに驚き、亮子が「きのうドラマで見た」と話すと、「もしかしてバディーもの?」と返した。Xでは「まさか杉下右京の紅茶入れのシーンぶっ込んでくるとは笑えた」と、趣里の父・水谷豊が杉下を演じているテレビ朝日系人気刑事ドラマ「相棒」の同様場面が指摘された。

 さらには〝定番〟の潜入調査で、昭和の主婦風のパーマをかけた亮子が買い物かごを提げてスーパーへ。関西弁で店員に話しかけた。こちらは3月まで放送されたNHK連続テレビ小説「ブギウギ」で、自身が演じたヒロインで昭和に活躍した歌手のスズ子が「買い物ブギー」を歌ったことにちなむシーン。買い物かごを提げて出かけたスズ子は大阪育ちで、東京でもバリバリの関西言葉を使っていた。

 自身の父親と出演ドラマに引っかけたダブルパロディー。先週終了したテレ朝系「無能の鷹」も他局ドラマをネタにしていた。

 11月22日の第7話で、菜々緒演じる主人公の鷹野が、取引先とのやり取りで「倍返し」と口走り、先輩の鳩山(井浦新)が「きのう半沢見たんだな」とTBS系大ヒット作「半沢直樹」を示唆する一幕があった。鳩山が鷹野とギャルカフェに入って「ハトポン」と呼ばれる場面は、放送中のNHK朝ドラ「おむすび」を想起させる。

 各局秋ドラマは仕込まれた他局ネタも視聴者を引きつけている。