日本共産党の田村智子委員長は29日、衆参本会議で開かれた石破茂首相の所信表明演説を受け、報道陣の取材に応じた。
田村氏は第2次石破内閣の所信表明演説に対し「感想ということで…」としてこう話し始めた。
「総選挙で下された国民の審判に対して、あまりにも無反省であるということですね。政治改革という問題が、(所信表明演説の)最後になって出てくることには驚きました。その中身は裏金問題、政治資金規正法の記載問題ですね、真相解明ということが一言も言われていない」
石破首相は立憲民主党など野党が求めた企業・団体献金の廃止に触れていなかった。
「やらないならやらないで主張すればいいと思いますけど、一言もない。ここに果たして総選挙で自民党が大敗したことの意味をどう受け止めているのか。まったくの無反省だということを指摘しなければならない」
治安・防災への対応では、能登半島地震や豪雨災害の教訓を踏まえ「被災地が災害関係の各種申請を容易に行うことができるよう、さらなる改善に取り組みます」と述べるにとどめた。
これに田村氏は「災害復旧や被災者の生活支援の遅れに対して『何をやるのか』と、具体策が出てきていないことには驚きました」とあきれた表情で語った。












