歯並びといえば、一番気にしている人が多いのは「出っ歯」だろう。開放的で気さくな性格は長所といえるが、おしゃべりで、「あの人は軽はずみだ」と言われることもあるようだ。人の秘密も自分の秘密も隠しておくのは苦手で、すぐにペラペラと公開してしまい、そのために恥をかいたり、人に迷惑をかけたりしがちなのだ。

 喜怒哀楽がすぐに顔に出る感情家で、人に対して押しつけがましい行動をとるなど、周りの思惑など気にもかけない無神経なところがある。

 上の歯だけほんの少し出っぱり気味なのは、信念が固く、実行力がある人。一度やり始めたことは、周りの意見に惑わされずに、初志を貫き通す強さを持っている。

 歯が上下ともに出ていて、唇が閉じないような人は、じっくり考えてから行動するのではなく、ただがむしゃらに行動するタイプ。失敗も多いので、一生懸命にやった割には、周囲の人から認められることが少ないという、損な立場に置かれる傾向があるようだ。

 反対に、上の歯が内側に向いている人は、秘密主義で、自分をさらけ出さない。しかし、そのために人から受けが悪く、それが出世の妨げにつながる場合もある。

 ところで、歯並びが極端に悪いのは「乱杭歯」と呼ばれる。性格は短気で意地っ張りなところがあり、また、嫌みを言う悪いくせがあるので、どうしても他人からの援助が受けにくい。配偶者から考えても、良き妻、良き夫とはいえず、離婚が多いひとつのパターンになるようだ。

 ◆ジャン・ルイ・松岡 早稲田大学卒。人相、手相、占星術、四柱推命術などを学び、著書に「動物性格占い」「誕生花&誕生石物語366」「血液型別星占い」などがある。