AKB48の柏木由紀(32)が4月に17年間在籍したグループを卒業する。最後の参加となる63枚目シングル「カラコンウインク」が13日に発売され、16日には横浜・ぴあアリーナMMで卒業コンサートを控える。知名度のある柏木卒業後のグループを不安視する向きもあるが、当の本人はポジティブだ。“生涯アイドル”への考えを明かしつつ、結婚への思いも語った。

全力で駆け抜けた
全力で駆け抜けた

――在籍17年間で50枚以上のシングルに参加した中、最初で最後の単独センター

 柏木 今のメンバーに申し訳ないなっていう気持ちもあるんですけど、17年間でかなえられてなかった夢だった。最後にやらせていただけるなんて、もう本当にハッピー。最高、うれしいです!

 ――卒業を決断した理由は

 柏木 いろいろなことが本当に重なって。自分の中で、32(歳)と、33(歳)にすごい壁があったんですよ。33のAKB柏木由紀を考えたときに数字的にガツン!と来て、さすがに、と…。あとは「AKB48」の肩書が付かない人生を歩んでみたいなと思ったり。AKBが大好きで、他のメンバーがいるうちに見送ってもらいたい。これは大きかったです。一度も抱いたことのない感情で「あ、今かな」と。ちょうど1年前くらいから卒業発表やコンサートなどを計画しました。

アイドルとしての魅力は色あせない
アイドルとしての魅力は色あせない

 ――最近では「アイドルは天職」と語っていたが、卒業しても“生涯アイドル”なのか

 柏木 本当に臨機応変に変えていこうと思ってます。ファンの方の前ではアイドルをやるし、バラエティーも頑張りたいのでタレントでもいい。ユーチューブも続けたいので、ユーチューバーでも。とにかくアイドルを軸に肩書はたくさんあってもいいのかなっていう気持ちです。

 ――アイドルの肩書は捨てることはない

 柏木 そうですね。ただ、求められなくなったら本当にやめようと思っています。いくら自分でアイドルだ!と思っても、応援してもらえなくなったら意味がないと思うので(笑い)。ディナーショーなどは続けたい。70~80年代のアイドルの方がずっと続けてらっしゃるじゃないですか。あこがれなので、そうなれたらうれしいですね。

 ――柏木さんはグループ初の30代メンバーとして活躍。AKB48が30歳(30周年)を迎えたら、メンバー復帰することは

 柏木 無理です! 卒業生みんなで20周年とか30周年で出演するのは大丈夫ですけど、完全復活は何を言われても絶対にしないです(笑い)。

色紙に抱負をつづった柏木
色紙に抱負をつづった柏木

 ――知名度のある柏木さんが卒業した後、グループの未来を不安視する声も多い

 柏木 全然、大丈夫ですよ! 前田(敦子)さん、(大島)優子ちゃん、さっしー(指原莉乃)が卒業したときに毎回そう言われてきたけど、何とかなってるじゃないですか。たまたま私が残って、今は矢面に立っているだけで、私が辞めたら担う子が出てくる。だから心配していません。

 ――「AKBは大丈夫か?」と言われ続けていた当時の心境は

 柏木「ヤバいな」と思ってましたよ(笑い)。だけど、意外となんとかなると私は思います。乗り越えて、新しいセンターやエースが出てくる。バラエティーで飛躍しそうな子などもいっぱいいる。私がもっとそういう子を表に出せればよかったんですけど、そうなるには私がいなくなる方が早いと思って。ポジティブな目でAKBを見てもらえたら。

 ――卒業後、すぐに結婚発表はない

 柏木 本当にないですけど、ここからが勝負なんで!(笑い)。絶対に結婚したいとかはないですけど、そう思う人がいたら結婚すると思う。今はどっちでもという感じです。

☆かしわぎ・ゆき 1991年7月15日生まれ、鹿児島県出身。2006年12月のAKB48の3期生オーディションに合格。07年4月にチームBの一員として公演デビュー。13年2月に「ショートケーキ」でソロデビュー。14年2月からNMB48、15年8月からNGT48の兼任を経験。シングル選抜は歴代最多の52回を誇り、選抜総選挙の最高2位。