経営危機の札幌ドームで、今度は芝のピッチコンディション問題が浮上した。

 明治安田J1リーグで浦和が10日に行われた札幌戦(札幌ド)で1―0と快勝し、今季初勝利を挙げた。

 手に汗握る熱戦の一方で注目を集めたのが、ピッチ状態の悪さだ。観戦したファンやサポーターからはSNS上で「札幌ドームの芝、荒れているしふっかふかだしでそりゃ負傷リスク高まるわ」「札幌ドームの芝は酷かったね。恥を知って欲しい」「札幌ドームの芝が例年以上に酷かった。天候に恵まれなかったことが悔やまれる」と芝の悪化を報告する意見が相次いだ。

 浦和は前半43分にDFアレクサンダー・ショルツが右太もも裏付近を痛めて途中交代し、後半7分にはFW前田直輝も足を痛めて交代。MF伊藤敦樹らも足が吊る場面があった。そのためファンからは「札幌ドームの芝が複数人数ものレッズの選手を怪我させたそう言っても過言ではないな」との指摘も上がっている。

 札幌ドームを巡っては、最大の収入源だったプロ野球の日本ハムが、本拠地をエスコンフィールド北海道(北広島市)に移転したことで収入が激減。切り札だった「新モード」も今のところ効果は薄く、広告などが激減して赤字に陥っている。

 切り札だった命名権も、1月からスポンサーの公募を開始したが希望条件の年額2億5000万円以上が高額な背景もあり、応募なしと八方ふさがりの状態になっている。

 そうした背景もあり、SNS上では「札幌ドームの芝ひどいのでコンサドーレ札幌もエスコンフィールド行こう」とJ1札幌も本拠地を移転するよう求める声も出ている。

 経営危機に加えて、国立競技場と同様のピッチの劣悪化問題まで浮上し、札幌ドームにとっては踏んだり蹴ったりと言えそうだ。