ボクシングのWBA・WBC・IBF・WBOスーパーバンタム級タイトルマッチの会見が6日、都内で開かれ、5月6日に東京ドームで4団体統一王者の井上尚弥(30=大橋)がWBC同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)と防衛戦を行うことが発表された。
大橋秀行会長は、過去に日本で大幅な体重超過をして無期限活動停止処分を受けたネリが再び体重超過をした場合、わずかな量でも試合をさせないことを明言した。
東京ドームでのボクシングは1990年2月のマイク・タイソン対ジェームス・ダグラス(ともに米国)以来34年ぶり。大橋会長はその4日前にWBC世界ミニマム級王座を獲得して試合を観戦しており「後楽園ホールで世界チャンピオンになったんだけど全然違って。ミニマム級とヘビー級は全然違うんだなと痛感した。それが、まさか自分が(興行を)やれるとは思わなかった」と感慨深げに語った。
だが、不安は多い。まずは相手のネリ。体重超過だけでなく、ドーピング騒動も起こしている問題児だが、ネリ自身は会見で謝罪の言葉を口にしていた。大橋会長も「反省していたね」と話したものの、今回はわずかな体重超過でも「やりません。それは公言します。(ドーピングでも)やらない」と言い切った。その場合はファイトマネーも支払わないかと問われると「当然ですよね」と返答。代役などの対応については「それはこれから」と話すにとどめた。
もう一つの問題は前日にプロ野球の巨人―阪神戦が予定されていること。会場設営が「時間との戦いになる」といい「悩みは尽きない」と表情を曇らせていた。












