ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ(24日、東京・両国国技館)で、王者のアレハンドロ・サンティアゴ(28=メキシコ)に6ラウンドKO勝ちを果たした中谷潤人(26=M・T)が25日、都内で一夜明け会見に臨んだ。

 3階級制覇を達成し、周りからの反響は大きかった。昨夜の過ごし方について「たくさんメッセージが来たので、返して時間を過ごした。あまり眠れなかったので、試合のKOシーンを見ながら過ごしていた。毎回そうだけど、試合のあとは眠れないので」と明かした。

 少年時代に、同ベルトを12回連続で防衛した元プロボクサーの山中慎介氏(41)の試合を国技館で観戦。憧れのベルトを手にした中谷は「小さい頃に見た両国で、WBCバンタム級のベルトを取るのはすごく感慨深い。これからボクシングを始める子たちにも(自分の試合を)見て何か感じてもらって、いい影響を与えられたらいいな」と笑顔を見せた。

 今後はフライ&スーパーフライ級でかなわなかったベルト統一を目指す。同興行でWBA世界同級タイトルマッチが行われ、王者の井上拓真(28=大橋)が同級9位ジェルウィン・アンカハス(32=フィリピン)にKO勝ちを収めた。井上との日本人対決について、中谷は「そこらへんも視野に入れているし、タイミングだと思うので。決まればしっかり対策して頑張りたいと思う」と意欲を見せた。

 試合翌日でも顔面に傷はなし。〝ネクストモンスター〟とも称される中谷が、バンタム級を制圧へと突き進む。