Jリーグが19日、今季の開幕PRイベントを都内で開催した。

 冒頭で野々村芳和チェアマンがスピーチを行い、今季の新たな施策を発表。その中で「より多くの外国籍審判の招へい」を掲げ、海外から多数の審判を招いて公式戦で笛を吹く方針を明言した。

「選手や日本人審判が、世界基準のレフェリングを体感することも重要なことだ」と野々村チェアマンは力を込めて語った。

 Jリーグでは昨季、判定を巡る論争が相次いだ。神戸のMF斉藤未月が昨年8月19日の柏戦で2人の選手から危険なタックルを同時に浴びて選手生命を脅かすほどの重傷を負ったにもかかわらずノーファウル判定。浦和のFWブライアン・リンセンが同9月15日の京都戦で、ペナルティーエリア内で相手に強く引っ張られながらPKは無し。この2件は後に日本サッカー協会の審判委員会が誤審を認める事態となった。

 また、神戸のFW大迫勇也が同11月12日の浦和戦で後半アディショナルタイムにハーフウェーライン付近から無人のゴールへシュートを決めて2―1と勝利したが、オフサイドとの指摘が続出。スポーツ配信大手「DAZN」の「Jリーグジャッジリプレイ」で元国際主審の家本政明氏もオフサイドとの見解を示すなど波紋を呼んだが、審判委員会は当該プレーを捉えたカメラが無いことを理由に〝グレー決着〟となった。

〝疑惑の判定〟が続いたこともあり、Jリーグが外国人審判の招へいでレフェリング改革を目指す。