元テレビ朝日社員の玉川徹氏が16日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。自民党の派閥による裏金キックバック問題に批判が集まるなか、国民に確定申告を呼びかけた岸田文雄首相への怒りをブチまけた。
岸田首相は一昨日の国会で、「今般の政治資金をめぐる問題に関して、国民の信頼回復に努めなければならない」とした上で、「今月16日から開始される確定申告について、それぞれの納税者に法令にのっとり適切に申告納税をしてもらうようお願い申し上げたい」と答弁した。
また、自民党は15日に裏金の聞き取り調査結果を公表。現職議員91人に対して行われ、議員らからは匿名で「派閥事務局から収支報告する必要はないと言われたのを信じていた」、「派閥から記載しないでほしい記載するとほかの議員に迷惑がかかると言われた」といった回答があり、裏金の使い道は会合費、人件費、旅費、交通費に使っており、違法な支出はなかったという。
これを受けて、玉川氏は「キックバック(された金)の使い道で使用しなかった31人、使ってないわけでしょ? 使ってないんだから、まるまる課税所得ですよ」と指摘。さらに「さっきの岸田総理の答弁を聞いてても、国民に対してお前らは税金払えよ、我々は払わんけどね、そういうことじゃないですか。そんなことで我々の納税意識高まると思うんですか?」と厳しく批判した。
今回の自民党の裏金問題には多くの国民も怒りを見せて、低迷する内閣支持率にも表れているが、自民党幹部の反応は鈍い。森山裕総務会長はキックバックされて政治資金収支報告書に不記載の使途不明金に対する課税について、「政治資金としてみなさん処理しておられますから、所得税の関係は発生しないと理解しています」として、課税しない方針を示している。
これに玉川氏は「国民の中から安倍派、二階派が納税しないうちは我々も納税しない運動とか起きてくるんじゃないですか」と、自民党の対応のまずさを指摘した。












