【健康線は体調のバロメーター】

 小指や薬指の下あたりから手首の中央に向かって斜めに伸びているのが健康線で、文字どおり体調をあらわしている。

 ただし、はっきりしたひとすじの線ではなく、何本もの細い線だったり、波状だったりする。また、体のコンディションが良好なときには出にくいとされているから、見つけられなければ、それだけで安心していい。

 健康線が途切れ途切れになっているのは、呼吸器系や消化器系が弱っているという暗示である。自分では「病気というほどではない」と思ったとしても、咳が続く、息切れする、食欲がない、胃が痛む、便秘がちといった症状に思い当たるようなら、一度、医師の診察を受けるほうがいいだろう。とくに、健康線に島(線で囲まれた部分)があらわれているときは、早めの受診をおすすめする。

 健康線が出ていても、生命線に触れていなければ大病の心配はない。だが、生命線を突き抜けている場合は、病気が悪化し、生命にかかわるケースがあるかもしれない。

 生命線から分かれた支線も、健康線と同様に考えていい。体調がいいと思っていても健康診断や人間ドックを受けるべきだ。自覚症状がなくても体にトラブルがあるのかもしれない。たとえば、肝臓・腎臓・膵臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、病気とわかったときには、かなり進行しているケースも珍しくない。

「このところ、体調が思わしくない」と話す知り合いの手を見たとき、健康線がSOSを発信していることに気がつき、人間ドックをすすめた。検査後に連絡があり、胃潰瘍が見つかり、治療を受け、事なきを得たとのこと。やはり早期発見・早期治療は基本の基といえそうだ。

 ◆ジャン・ルイ・松岡 早稲田大学卒。人相、手相、占星術、四柱推命術などを学び、著書に「動物性格占い」「誕生花&誕生石物語366」「血液型別星占い」などがある。