お笑いコンビ「令和ロマン」の高比良くるま(29)と松井ケムリ(30)が4日、都内で行われた「YCA・NSC合同オープンスクール」に特別講師として出演した。

 お笑い芸人、そして構成作家を養成するスクールを志望する参加者の前で、2人は構成作家の堀口亮氏とともに「ライブの作り方」についてレクチャー。ライブの構成を作家とともに考えることが多いというくるまを中心に、1つのライブを成功させるまでの具体的な流れを、エピソードトークを交えて紹介した。

 その後の取材でM-1グランプリ優勝後の反響について聞かれたくるまは「同期も先輩後輩も『ちょっと待って(令和ロマンが)M-1優勝とかあるの? 慌てさせるのやめてもらえる…?』って話になって」と、6年目での優勝が周囲にかなり刺激を与えていたことを告白。ケムリも「『俺が一番令和ロマンをかわいがってたんだ』って嘘をつく先輩が増えましたね」と告白し、会場の笑いを誘った。

 そして優勝を経て移動がグリーン車になったことも説明。ケムリは「申し訳ない気持ちが減りましたね。体が巨大で隣の人に迷惑をかけていたんで。家よりもぐっすり寝られます」と待遇の改善を喜んだ。

 一方で、ライブを中心とした活動スタイルは変えないとしたくるま。吉本興業の所有する一部劇場が、他事務所所属の芸人の出演を見合わせていることについて「社員さんも他事務所の芸人さんを呼べば集客のことは考えなくて良かったんで。やっと考えるフェーズに入るんじゃないですか。勢いとノリでやってきたものが変わるんじゃないですか」と、事務所側が現場を革新するための契機でもあるとと分析した。

 そして「それ以上に芸人が自主的に考えることが大事になるんじゃないですか。単独ライブをしようとか、ユニットを組もうとか」と語り、芸人側の努力がより重要になっていることも指摘していた。