一般社団法人「日本映画製作者連盟」の新年記者会見が30日、都内で行われた。会見には同連盟の鳥谷能成会長と、加盟4社(松竹、東宝、東映、KADOKAWA)の代表が出席した。
この日は昨年、興行収入10億円以上を記録した映画ランキングが明かされた。邦画作品のトップ5はいずれも興収50億円超えを達成した。1位は22年12月から23年8月までの〝ロングラン〟を果たした「THE FIRST SLAM DUNK」(東映)で、158.7億円。2~5位には東宝の配給作品が続き「名探偵コナン 黒鉄の魚影」「君たちはどう生きるか」「キングダム 運命の炎」「ゴジラ-1.0」となった(キングダムは東宝とSPEの共同)。
「スラダン」を展開した東映・吉村文雄代表は「(原作者の)井上先生のところに話を持ち込んだのが12、3年前。何度もNGをいただきながら公開に漕ぎつけた」と安堵の表情を浮かべた。
企画当初は、すでに連載が終了してからかなり時間が経っていることなどから「今のこの時期にスラムダンクってどうなんだろう? っていう意見もあった」と明かす。
「ただ、先生の映像化に賭ける情熱がスタッフに伝わったのが一番の成功。さらに従来のアニメーションとは違う、コミックスの画が本当に動き出すような滑らかな動き、息遣いや音。あたかも試合を見てるような臨場感が凝縮された奇跡的な作品」と評価した。
同映画の公開前にはキャストや主題歌に対する批判的な声も相次いでいたが、吉村代表の耳にもその声は届いていたという。それでも公開後はポジティブな声がSNSにあふれ「こちらが何かを仕掛けたわけではなく、ご覧いただいた方が、ものすごい熱いメッセージを発信してくれた、これがヒットの要因じゃないか」と分析した。












