北朝鮮がロシアの女性インフルエンサーを雇い、ロシア人観光客を誘致しているようだ。ウェブメディアBNNが11日、報じた。

 ヴィカと名乗るロシアのインフルエンサーが、昨年11月からインスタグラムで北朝鮮情報を発信している。プロフィル欄にロシア語で「北朝鮮での生活について書きつづっています。平壌在住」と記している。

 インスタ、ロシアのSNSテレグラム、ユーチューブ、TikTokで計8万人のフォロワーがいる。

 北朝鮮のレストラン、お菓子、ホテルなどを紹介。特に力を入れているのが馬息嶺スキー場だ。ヴィカはスキー場の風光明媚さを動画、画像で紹介してる。

 同スキー場は金正恩総書記肝いりで作られ、2013年にオープン。冬の外貨稼ぎの目玉として、外国人観光客誘致を目指している。

 BNNは「前例のない動きとして、北朝鮮の指導者・金正恩氏はロシアのインフルエンサーを雇い、インスタグラムで馬息嶺スキー場を宣伝している」と報じた。

 北朝鮮は国民へのインターネット接続を禁止している世界唯一の国だ。そのため、スキー場の宣伝をできない。そこで、ロシア人に宣伝を頼んだということのようだ。

 プーチン大統領は北朝鮮と関係強化しており、共同の観光プロジェクトを発足させたといわれている。BNNは「ヴィカが平壌のロシア大使館と関係があるのではないか、と示唆する人もいる」と伝えた。