レスリングの全日本選手権最終日(24日、国立代々木競技場第二体育館)、男子フリー97キロ級で、石黒峻士(26=新日本プロレス)が3位となった。

 6月の明治杯全日本選抜選手権で優勝したものの、今大会は準決勝で伊藤飛未来(自衛隊)に敗れ、パリ五輪への道が消滅した。石黒は「かなり気負っていて、結果に出てしまったのが残念。パリ五輪しか見ていなかったので、いざ試合になると緊張して体が動かなくなってしまった」と無念の表情を浮かべた。

 所属する新日本プロレスのレスリングチームでは、〝ミスター〟こと永田裕志(55)が監督を務める。永田にはリングで躍動する傍ら、多い時には週3、4日練習場で、アドバイスを受けたという。石黒は今後について「今考えると、引退一直線になってしまう。自分ではレスリングを少しやりたくない段階で、1、2か月間を取って考えようと思っています」と白紙であることを強調した。

 また、プロレスラー転向の可能性については「今のところは考えていない。体を鍛え直してリングに上がるのは、今のメンタル的にキツい」としながらも「気持ちが向けば、いいかもしれない。会社としてはなってほしいと思うし、永田さんからも『プロレスラーになってほしい』とはよく言われます」と含みを持たせた。今後の石黒の選択に注目だ。