レスリングの全日本選手権2日目(23日、東京・駒沢体育館)、男子フリー97キロ級決勝は石黒峻士(25=新日本プロレス)が伊藤飛未来(22=日体大)を13―1のテクニカルフォール勝ちで2連覇を達成した。

〝完成形〟が見えてきた。9月の世界選手権は初戦敗退に終わったが「自分で点を取ることができた」と手応えをつかんだ様子。これには新日本の永田裕志監督(54)も「最初に会ったときは組手がイマイチだったんだけど、うちに入って2年ちょっとでようやく伸びのあるタックルが生きる崩しというか、そういう組手ができるようになってきた。完成に近づいてきた」と目を細めた。

 今月初めにコロナに感染。拠点の日大ではインフルエンザが流行したようで「練習時間が限られたり、マットの半分しか使えなかったり難しい環境で調整してきた」と振り返る。それでも「たくさんの人に支えてもらったり、監督に指導いただいて最後は勝ちきることができてよかった」と充実の表情。2024年パリ五輪に向けては「自信をもって挑んでいきたい」と力強く語った。