歌舞伎俳優の片岡愛之助と吉村洋文大阪府知事が27日、大阪市役所で大阪国際文化芸術プロジェクト「立春歌舞伎特別公演」(来年2月2日~18日=大阪松竹座)の記者発表会に出席し、現在上映中の映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」について言及した。

 今回実施される「源平布引瀧」は戦後70年以降に上演実績のない極めてまれな演目。特に「竹生島遊覧」の舞台である竹生島は、来年の干支である〝龍〟を祭る神社もあるパワースポットとして若者に人気の場所だ。

 竹生島遊覧で斎藤別当実盛役を演じる愛之助は「竹生島はなんと琵琶湖なんですね。琵琶湖といえば『(翔んで埼玉)琵琶湖より愛をこめて』で大阪府知事の役をやらせていただいておりまして」と切り出し、映画撮影前のエピソードを語った。

「ぼくはこの映画を撮る前に(吉村氏と)ごはんをご一緒させていただいた時に『吉村さんをモデルにやらせていただきます』と言わせていただいたんですが、ちょっと言いすぎかな。見ていただいたら分かるんですけど」と恐縮した表情を見せた。

 発表会前に吉村氏に映画の感想を聞いたようで、「(吉村氏に)『全然、悪役ですやん』ってさっき言われまして、まあまあまあ大阪を愛するゆえにそうなったという熱い心は変わらないとお伝えしておきました」と語った。

 それを聞いた吉村氏は「翔んで埼玉、昨日見たんですけど、大阪府知事役が、もうね、ひどくてね。極悪…冷酷無比な感じで出て来て、むちゃくちゃ面白いキャラクターで出るんですけど」と説明し、さらに「なかなかディスり方が面白かったですけど、複雑な気持ちで映画を楽しませてもらいました」と視聴の感想を述べた。続けて「大阪府民の皆さまね、『翔んで埼玉2』を見るときは心して、寛大な心を持って、楽しんでもらえたらな」と注意喚起をした。

 愛之助は「謝罪しかございません。謝っておきます。申し訳ございません」と頭を下げた。