【今週の秘蔵フォト】女優デビューわずか2作目にしてNHK大河ドラマ「草燃える」(1979年)で郷ひろみの恋人役という大役を演じたのが、元ミス・ユニバース関東代表の白都真理だ。

 58年12月24日、福岡・飯塚市出身。桐朋学園芸術短期大学演劇科時代にミス・ユニバース関東代表に選ばれた後に、芸能界入り。79年のTBS系「愛の殺意」で女優デビュー。同年の大河ドラマに抜てきされた。8月5日放送の第31話から登場したが、5月17日付本紙では撮影を控えた白都のインタビューが掲載されている。当時20歳。身長165センチのプロポーションはまさに元ミス・ユニバースの肩書にふさわしく、本紙は「久々の大型新人」と高評価している。

「すごいドラマだと思うし、別に新人が選ばれてもいいのですし、本当に信じられない。期待されて選ばれたので、責任もあります。とにかく一生懸命やります」と新人らしくコメントしている。源頼家に扮した郷ひろみの恋人・若狭局が役どころで、初登場時にはすでに頼家の子供を身ごもっている設定になっている。「ラブシーン? まだ台本をもらっていないので分かりませんが、ドラマに必然性があり、自分で納得ができればやります。(相手は大物の郷だが長考の末)ウ~ン、相手が誰であろうと役に取り組む姿勢は変わりません」と気丈に語った。

 5月時点ですでに視聴率20%を超える人気を誇る番組になっていたが、TBSのドラマで経験は積んだので臆するところはなかったようだ。

「カメラ映りとか、スタジオの雰囲気とか勉強できましたし(TBSの)スタッフの方から冗談交じりで“やっとスタジオの雰囲気に慣れたのに何だかNHKのために勉強させたようなもんだ”とか言われて…ウフフ」と度胸も満点。

 大河ドラマと並行してもシャンプーやリンスのCMにも出演。多彩な表情は「レインボー・フェース」と呼ばれて話題を呼んだ。大河をステップに、その後も和風のルックスと抜群のプロポーションで人気を呼んで、数多くのドラマや映画に出演した。