演歌歌手の市川由紀乃(47)が20日、神田警察署(東京・千代田区)が実施する秋の交通安全運動の一日警察署長に任命され、警官の制服姿で交通安全を呼びかけた。

 全通労働会館で行われた「神田交通安全のつどい」の式典の前に、小川康行神田警察署長(58)から委嘱状を交付されると「とても光栄です。精いっぱい務めさせていただきます」と笑顔ながらも任命された大役に、緊張の面持ちを見せた。

 式典では警官の制服姿で登壇し、交通安全宣言で交通事故ゼロを高らかに宣言。その中では「交通事故ゼロゆきの道を、今日お集まりの皆さんと共に進むことを宣言します」と、自身の名前の由紀乃とかけたダジャレで会場を沸かせた。

 その後は日大のジャズ研究会による演奏に続いて市川の歌謡ショーがスタート。制服姿から一変、白地に繊細な花模様があしらわれた新曲「花わずらい」の着物姿で登場。「海峡出船」から始まり「命咲かせて」など、自身のヒット曲のほか、都はるみの「アンコ椿は恋の花」や島倉千代子さんの「東京だョおっ母さん」、紅白歌合戦でも歌唱した美空ひばりさんの「人生一路」など名曲のカバーも披露した。市川は「このような経験をさせていただけるのは身の引き締まる思いです」と語った。

 新曲「花わずらい」など合計7曲を熱唱すると、会場からは〝由紀乃コール〟も飛び出し、30分間という短い時間のステージだったが、会場に集まった約300人を魅了した。