立憲民主党の蓮舫氏が21日、国会内でジャニーズ事務所創設者である故・ジャニー喜多川氏から性被害を受けたと告発した元ジャニーズJr.の石丸志門氏と懇談した。

 今回の懇談は、石丸氏が芸能界に籍を置いたことがある蓮舫氏に対し「会って(ジャニーズ問題に関し)話をしたい」と、今月7日の野党ヒアリングで発言したことを受けて実現した。

 蓮舫氏は石丸氏らがジャニー氏から受けた性被害について「特にジャニーズさんの形態は、合宿形式であったり大量のジュニアであったり、ほかの(芸能)事務所と違う手法でしたよね。そういう裏で〝闇〟があったのは、話を聞いててつらかった。華やかに見える世界だけに、見えていないところで、たくさんの人が夢を終わらせて実家に帰っていく姿を私も見てました」と語った。

 政府は子どもや若者の性被害に対応するため、7月26日に緊急対策パッケージをまとめている。その内容は9月中に男性や男児の電話窓口を設置するほか、ジャニー氏の性加害問題を踏まえて、文化芸術分野の関係者に向けた相談窓口を設けるとしている。

「ジャニーズの被害者の方には意見をうかがうのですか?と政府に聞くと『検討している』と…明らかにおかしいんです。これだけ社会にハレーションが起きている。名前や顔を出して、自分の心の病を含めて公言してくれた方々の声を聞かないで、(政府は)どんな再発防止ができるのか。ここの部分は(秋の臨時国会で)岸田総理にうかがいたいところです」と蓮舫氏は語った。