日本では新聞紙を野菜の保存、使用済み油の処理、靴の湿気取りなど、さまざまな用途に使う。しかし、北朝鮮では朝鮮労働党中央委員会の日刊機関紙「労働新聞」を読む目的以外に使ったら強制収容所行きとなる!? 米メディア「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」が先日、報じた。
読み終わった新聞紙は古紙回収で引き取ってもらうだけでなく、窓ガラスを磨いたり、ビリビリに破ってストレス解消したり、いろいろ使うことができる。ただ捨てることもできる。しかし、北朝鮮では読んだらリサイクルに回さなければいけない。
RFAによると、労働新聞をたばこの巻き紙にしたり、菓子の包みにしたり、壁紙の下塗りに使用したりした人々が私服警察官に捕まっている。労働新聞には〝最高尊厳〟である金正恩総書記の写真が印刷されているため、見る・読む以外に使うことは失礼となるからだという。
北朝鮮では長年、労働新聞を読み終わったらリサイクルが徹底されてきた。しかし、労働新聞は高品質の紙に印刷されているため、古紙が高値で販売され、紙巻きたばこ用などに使われているという。労働新聞の古紙が1キロ約87円で販売され、質の悪い古紙はキロ約17円だとか。
しかし、今月に入り、当局は労働新聞の古紙としての販売を徹底的に取り締まるようになった。5日には古紙をたばこ店と餅店に販売した業者2人が私服警察官によって最高尊厳を軽視した疑いで捕まった。過去の労働新聞を転売した罪での例では、1~2年の強制収容所送りになる可能性が高いようだ。












