AKB48のチームAが4日、神奈川・KT Zepp Yokohamaで向井地美音がキャプテンを務める現体制での最後のコンサートを開催した。
今年4月に開催したコンサートでチーム制およびキャプテン制の休止を発表したAKB48。今秋から始動する新体制に向けて、8月4日から6日の3日間にわたり現チーム体制による最後のコンサートを同所で開催する。
この日の初日を飾ったチームAのセットリストはキャプテン・向井地が選曲。「向井地チームAは、今までのチームAのクールでスタイリッシュなイメージというよりは、わちゃわちゃした雰囲気と団結力があるので、それが出せるように最後まで楽しく終わりたい」という思いを込め、歴代チームAの劇場公演楽曲と現行の公演楽曲を織り交ぜた構成とパフォーマンスでファンを魅了した。
「Pioneer」で勢いよく幕を開けると、現行の劇場公演タイトルにもなっている「重力シンパシー」や59thシングル「元カレです」収録の向井地チームA楽曲「臆病なナマケモノ」などチームAらしいナンバーで、オープニングから大きな歓声が上がった。
向井地は「向井地チームAとして最初で最後となる、私たちだけのコンサートがついに始まりました! この日に向けてリハーサルも全力で頑張ってきたので、この1年ちょっとの間、みんなで歩んできた思いを全部ぶつけて楽しんでいきたいと思います!」と意気込んだ。
続くパートではユニット曲6曲を披露。千葉恵里は、板野友美のソロデビューシングル「Dear J」をバックダンサーとともに披露。クールな表情とスタイルの良さが際立つダンスパフォーマンスで魅せた。
今月中の卒業を発表している中西智代梨は「夢でKiss me!」をアイドルらしさ全開で歌唱。親衛隊として登場したメンバーたちが中西を盛り上げるなど、仲睦まじい様子に会場から笑いが起きた。
中盤は「だらしない愛し方」などダンスナンバー3曲を披露。終盤には歴代チームA公演曲7曲を一気にたたみかけ、会場のボルテージも最高潮となった。
向井地はコンサートを振り返り「チームAは他のチームと比べても一番歴史があって、メンバーみんなの憧れのチームでもあったと思うし、そこからさまざまに形を変えてメンバーも変わっていって、最後にバトンを受け取ったのが向井地チームAなんだなと思うと感慨深いです」としみじみ。
「今までとはまた違ったチームAの形を作れたと思いますし、こんな素敵なチームでキャプテンをできたことが本当に幸せでした。チームがなくなったとしても、AKB48を卒業していくとしても、ここでできた思い出とか絆はなくならないと思うので、その気持ちを胸に持ち続けながらまた会える日まで前を向いて歩いていきたいと思います」と目を潤ませながら語った。
この日のコンサートがアイドル人生最後のコンサートとなる中西も「大好きなチームAが最後のチームで本当によかったと思います!」と笑顔。感動的なムードに包まれる中、卒業発表をしている中西、髙橋彩香、道枝咲を囲んで「青空のそばにいて」を全員で歌い本編を締めくくった。
アンコールでは、向井地チームA「重力シンパシー」公演が10月16日に千秋楽を迎えることを発表。向井地は「最後まで走り抜けていきたいと思いますので、残り2か月間たくさん見に来てください!」と呼びかけた。














