エンゼルスが9年ぶりのポストシーズン進出を目指す方向へ完全にシフトした。26日(日本時間27日)には自軍の傘下マイナー2選手を交換要員とし、ホワイトソックスから先発右腕のルーカス・ジオリト投手(29)とリリーバー右腕のレイナルド・ロペス投手(29)をトレードで獲得。8月1日(同8月2日)のトレード期限を前に“買い手”として戦力補強を図る姿勢を明確にした。
そしてチームにとって最大の懸案事項でもあった大谷翔平投手(29)の「トレード放出説」にもピリオドが打たれた。ペリー・ミナシアンGM(43)は27日(同28日)の敵地タイガース戦前にメディアの取材に応じ、大谷をトレードする意向が全くなかったことを次のように説明した。
「自分は一度もショウヘイのところへ行って『君をトレードすることはしない』と言ったことはない。なぜなら以前(メディアに対し)明白に答えたと思ったから。彼はどこへも行かないと伝えた。誰も信じてくれなかったようだけど。彼は“動かしたい人間”ではない。彼は特別な選手であり、勝つチャンスがあるチームでユニークなシーズンを過ごしている。私にはそれこそがチームを改善する根底だと思う。うまくいくかどうかにかかわらず、夜眠りにつくときに『自分は正しい理由で、この選択をした』ということができる。我々は、自分たちにチャンスを与えているわけで、これがどうなるか楽しみだ」
一方、MLB公式サイトではトレードが凍結された大谷のチーム残留が決まったことに加え、ホワイトソックスから2投手を獲得した電撃トレードに対して反応したネビン監督とトラウトのコメントを掲載している。
「今日は違うざわめきがクラブハウスにあるね。多くの先発ローテのトップに立ってきた先発投手を含むクオリティーの高い2人の投手は明らかに大きな戦力になる。部屋のざわめきとフロントオフィスの雰囲気は、オーナーが我々の持つものを本当に信じてくれているんだ。我々、選手、スタッフを信じてくれているんだという最高の気分」とはネビン監督の弁。
そしてトラウトも「フロントオフィスは勝ちたがっている。(GMの)ペリーが魔法を働かせているのがわかるし、オーナー(のアーティ・モレノ氏)もそれに同意している。これは選手たちにとって良いメッセージ。そのメッセージは1年を通してずっと同じだった。僕らは終わるまでずっと頑張り続けるということ。だから僕らはひたすら前進して、どうなるか見てみるつもりだ」と興奮気味に語っている。
この勢いで悲願達成を目指し、突っ走ってほしいところだ。










