8人組ユニット「unSea(アンシー)」が17日、東京・渋谷のライブハウス「WWW X」でデビューライブを行った。
unSeaは4月1日に解散した3人組アイドルユニット「まなみのりさ」のまなみとみのりが主導となり「透明写真」「BLUE BLUE BLUE」の2組と合同で作られた世代やジャンルの垣根を越えた音楽ユニット。海の下を意味する「Under the sea→Unsea」がコンセプトで、くしくも「海の日」の〝船出〟となった。
この日はまなみが振り付けした「シースルー」「それは僕を成さない」など全8曲を披露。深海から浮上するがごとく、クラゲをイメージしたドレッシーな衣装を身に着けた8人が徐々に会場のボルテージをあげてファンを驚かせた。最後はAOIが「もう一度リード曲『シースルー』を披露したい」と〝おかわり〟してデビューライブを締めくくった。
約15年間アイドルを続け、30代となっているまなみとみのりは今、何を目指しているのか。デビュー前に行った単独取材で複雑な胸の内を明かしていた。
「『まなみのりさ』解散は3人の誰も迷わず決めたこと。愛された状態で終わって良かったと3人とも思っているけど(解散ライブの翌日以降)これからどうしようかという焦りはありました」(みのり)
「解散したって実感はなかなかなくて、ちゃんとゴールできて、自分の人生の中で『章』が終わったんだという感じでした」(まなみ)
そんな中、所属事務所の垣根を越えたユニットの話が持ち上がった。
まなみは「ずっと振り付けをやってきて、15年間積み重ねたことであるから、(若い世代と)一緒にやることで振り付けも演出も引き継げるならいいなと思って」新ユニットへの参加を決意。みのりも「いつか表舞台に立てなくなっても、マネジャーとか(アイドル)裏方になりたいと思っているし、unSeaでそういった経験も積んでいけたら」と異論はなかった。
楽曲の制作は急ピッチで進行。年齢も経験も何もかも違うメンバーはデビューを控える今月7~9日、茨城県内で〝地獄の合宿〟を行った。スタッフの介在はなし、メンバー8人が畳部屋ひとつで2泊3日を共にした。
「朝6時半のラジオ体操から始まって夜までずーっと練習ですよ。アクターズスクールを思い出しました。筋肉痛になったって話をメンバーにしたら、『もう筋肉痛なんですか!?』って笑われました…。あと今までは3人で踊ってたから、8人で踊るリハスタが狭く感じました」(みのり)
「8人いるので全く違う。いろんな表現ができるなと思う反面、頭の中で(振り付けを)組み立てるのが大変です。そういえば練習中、メンバーから『先生、いいですか?』と間違えられました。最年少は18歳ですし、そう見えてもしょうがないですけどね(笑い)」(まなみ)
アイドルグループは数知れずだが、15年以上活動しながらメンバーの入れ替わりが一切なかった「まなみのりさ」は極めて稀有な存在だった。まなみとみのりがunSeaにどんな化学反応をもたらすのか、多くのファンが期待に胸を膨らませている。
8月29日には東京・西永福JAMで、9月16日には広島・SIX ONE Live STARで無料単独ライブの開催が決定。例の〝地獄合宿〟もドキュンメンタリームービー化されることも発表された。














