函館競輪のナイターGⅡ「第19回サマーナイトフェスティバル」は17日、最終日を開催する。12R決勝は2日目の準決でバンクレコード(10秒6)を記録した脇本雄太(34=福井)に松浦悠士(32=広島)―山田英明(40=佐賀)が並ぶサプライズ連係となった。

 松浦は脇本が勝利した12R準決のレースを見終えると「話して、ですね」と決勝の並びを熟考に入った。考えていたのは、他の選手の動向もある上で「脇本さんに付かせてもらうかどうか」だった。近年は死闘を繰り広げる間柄だが、よく話もする関係ではある…。

 2人で話し、また準決で連係した山田英明もゴーサインを出したことで「脇本さんの番手になりました」という結論になった。「一番強い選手の後ろを回れるチャンスもある。今後の自分の競輪人生にも生かすことができる」。楽しみな連係を待ちつつ、中途半端な気持ちで付くわけではないと続けた。

「今回だけ、とかはダメなので今後、脇本さんの後ろが空いていて、自分のラインの選手が『いいよ』と言ってくれる形なら。脇本の後ろを回ることへの責任はこれからも果たしていく。

 一方の脇本は「松浦は『3連覇かかってるんでお願いします!』って、そんなのオレにかけられても! ワハハ。しっかり自分が1着を狙うレースをして、いいレースになれば」。

 ファン垂ぜんの連係が、函館の夜を彩る。