全勝の横綱に土がついた。大相撲夏場所9日目(22日、東京・両国国技館)、横綱照ノ富士(31=伊勢ヶ浜)が平幕の明生(27=立浪)に初黒星を喫した。明生の速い攻めに揺さぶられ、最後は寄り切られて金星を配給。満員札止めの館内に座布団が舞った。今場所の照ノ富士は初日から欠かさず報道陣に対応してきたが、この日の取組後は初めて取材に応じなかった。

 昨年9月の秋場所を途中休場し、翌月に両ヒザを手術。3場所連続の全休を経て夏場所に臨んでいる。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「休場明けだし、9日目になるとだいぶ疲れが出てくる」と指摘。6場所ぶり8度目の優勝へ向けて、連敗は避けたいところだ。