カタールW杯に出場した韓国代表MF孫準浩(ソン・ジュノ=山東泰山)が中国で拘束された事件を巡り、中国メディアが今後について見解を示した。

 孫は12日に逮捕されて取り調べを受けており、中国外務省は贈収賄に関連していると発表。八百長に関与したとみられている。

 状況が緊迫する中で、中国メディア「網易」は「孫の将来については、厳罰に処されるとみられている。このままでは起訴されて判決を受け、サッカー選手としてのキャリアに終止符を打たれる可能性が高い」との指摘した。

 韓国サッカー協会と韓国大使館は孫の対応に全力を尽くしており、協会から職員2名が中国に派遣される予定。孫は取り調べを受けているが現在体調に問題はなく、同メディアは「家族は心配する必要はない」としている。

 また、中国外務省は孫の八百長を裏付ける証拠をSNS上などから押さえているという。「彼が闇金を受け取ったのは明らかで、その金額は決して小さくない」と同メディアは指摘。さらに「孫に加えて、孫の中国での代理人も連行された」と伝えている。

 こうした点を踏まえて「外国人選手の逮捕は中国国内のサッカー界における汚職撲滅の歴史の中で初めてであり、逮捕されるべきだ」と孫を糾弾。国際問題にも発展しかねない今回の事件の行方に注目が集まる。