フランスで開催中の第76回カンヌ国際映画祭で17日(日本時間18日)、最高賞パルムドールを争うコンペティション部門に出品された是枝裕和監督の「怪物」が公式上映された。
同作は、安藤サクラ、永山瑛太、子役の黒川想矢と柊木陽太が主演。息子を愛するシングルマザー(安藤)、生徒思いの学校教師(永山)、無邪気な子供たちという関係性の中である日、子供同士のけんかが起こる。よくあるけんかに見えた争いが、それぞれの主張の食い違いから大事になっていく…。
同作のツイッターアカウントは、公式上映でスタンディングオベーションと万雷の拍手に沸いた会場の様子を伝えた報道をリツイート。それとは別に、グランプリやカメラドールの受賞歴などから「カンヌの申し子」と称される河瀬直美監督が自身のインスタグラムを通じて「5つ星 私の中では 是枝裕和 最高傑作」とたたえた。
続けて「龍一さんの ピアノ まるで 初めて鍵盤に触れて 夢中でメロディを探しているような… (中略)久しぶりにやる気に なる映画に出逢えました ありがとう」と思いを発した。音楽は3月に死去した坂本龍一さんが手がけた。
本人ツイッターによると、河瀬監督は同映画祭のオープニングディナーに招待され、レッドカーペットを歩いた。名誉パルムドールを贈られたマイケル・ダグラスに「君の着物すてきだね」と言われたという。
2018年の「万引き家族」以来2度目のパルムドールを目指す是枝監督。コンペ部門の審査員や別部門で審査員長の経験もある河瀬監督から最高の評価をもらい、27日(同28日)の発表を待つ。












