俳優の山崎育三郎(37)が14日、東京・新国立劇場で上演されるミュージカル「ファインディング・ネバーランド」の記者会見に登場した。

 同作は童話「ピーターパン」の誕生秘話を描いた実話に基づく物語だ。2015年にブロードウェーで初上演され、今回は演出家・小山ゆうな氏が日本人キャストでの新演出版を手がけた。主人公の劇作家ジェームズ・バリ役を山崎が演じ、未亡人シルヴィア役を濱田めぐみ、チャールズ・フローマン役とフック船長役を武田真治が務める。

 見どころについて山崎は「ラスト15分間。ここは何度やっても心が震えるといいますか。それぞれの役の葛藤が、ピーターパンの物語とすべてマッチして組み合わさる瞬間ってのがあって。何度やっても涙をこらえるのが大変」と熱弁。フィナーレの瞬間を見逃さないよう、観客へ熱いメッセージを届けた。

ジェームズ・バリ役を演じる山崎育三郎(中央)
ジェームズ・バリ役を演じる山崎育三郎(中央)

 フック船長の衣装で堂々と登場した武田は「バリがピーターパンを書き上げるにいたったプロデューサー・フローマン役と、バリの内面で『常識を壊してファンタジー作品に着手しろ』といざなったフック船長役を演じ分けてるところが見どころです」と話す。〝常識にとらわれない〟ことが大事だとし「コロナ禍で諦めていた夢をチャレンジしてみようと思える作品。元気をもらいに来ちゃってください!」と笑顔を見せた。

 最後に山崎は「こんな作品を待ってました! 演劇でしか作り出せない、奇跡のステージが出来上がってます!」と目を輝かせた。

 公演は15日から開幕する。