4大大会とパラリンピックを制覇する「生涯ゴールデンスラム」の偉業を成し遂げ、1月に世界ランキング1位のまま引退したテニス界の元レジェンド、国枝慎吾さん(39)がまさかの〝リターンエース〟を許した。
10日、都内で行われた映画「ライフ・イズ・クライミング!」(12日)のバリアフリー・プレミア上映会にスペシャルゲストとして登場。
同作は、全盲のクライマーで3月に引退した小林幸一郎さん(55)と小林さんの〝視力〟となったガイドサイトの鈴木直也さん(47)による米国でのクライミングの旅に密着したドキュメンタリー。国枝さんは上映会に参加するうえで、もっとも聞きたかったこととして「なんでこんなツラい(思いをする)岩に登るんだろう」と小林さんにパラクライミングの目的を直球で質問。「何万回も壁打ちを続けているような人に言われても」と鋭い〝反撃〟を受けると、驚くとともに苦笑いした。
小林さんは改めてパラクライミングの魅力について「完全な自己満足。大きな達成感が得られる。そこがゴール」と簡潔に答え、「その謎を解くにはクライミングするしかない」と国枝さんを巧みに誘ってみせた。
国枝さんは今後について司会者から問われ、「今は富士山の下山中。下山した時に別の山が見つかったら、そこを登ればいい」と説明。小林さんに感化され、ホントに山に登る日が来るかもしれない。












