ビーチバレーが海辺を飛び出し、大都会の名所進出を目指している。「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2023」(28日開幕)に向け24日、東京・渋谷の宮下公園でデモンストレーションと記者会見が行われた。第3戦(6月3、4日)が行われる同所で、女子の長谷川暁子(NTTコムウェア)、坂口由里香(トーヨーメタル)組ら男女各3チームがトップレベルの実力を披露した。
今年の同ツアーでは渋谷に加え、第4戦の横浜赤レンガ倉庫大会(6月16~18日)、第8戦のグランフロント大阪大会(10月13~15日)と都市での開催が目立つ。日本バレーボール協会の川合俊一会長は「日本のビーチバレーを世界標準にしたい。五輪で一番人気があるんですよ。だから海外の五輪では一番有名な所でやる。日本もそこに近づけたい」と力説する。
12年ロンドン五輪はバッキンガム宮殿近くで開催され、24年パリ五輪はエッフェル塔前で行われる。同会長によれば、08年北京五輪も、実現こそしなかったが当初は天安門広場が候補に挙がっていたという。「日本もいつか大会を東京駅前や渋谷のスクランブル交差点などの名所でできたらいい」とビッグプランを披露した。
また、同ツアーは環境問題を考慮し、6月半ばから8月末まで大会を行わない。「日本の夏は暑い。水をまいたり、冷房で電力も使うので避けようと」(川合庶ビーチバレー事業本部長)。〝夏のビーチ〟から全季節の都市型スポーツへ、変貌を遂げる。












