サッカーの元日本代表FW三浦知良(56=オリベイレンセ)の次男・三浦孝太(20)が、キックボクシングからボクシングに転向した〝神童〟那須川天心(24=帝拳)から受けた刺激を胸にデビュー3連勝を狙う。

 格闘技イベント「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)ではストリートファイト出身で、MMAデビュー戦となるYA―MAN(26)と対戦する。

 21日には都内のフットサルコートで練習を公開し、父の影響で幼少期から高校時代まで打ち込んだサッカー経験を生かした華麗なシュートを披露。2021年大みそかのデビュー戦で鮮烈なTKO勝利を収めたサッカーボールキックで、再び勝利をつかむと予告した。

フットサルコートで公開練習を行った三浦孝太
フットサルコートで公開練習を行った三浦孝太

 決戦に向け、闘志をかきたてる出来事があった。8日に行われた那須川のボクシングデビュー戦だ。与那覇勇気(真正)に判定3―0で圧勝した一戦を現地で観戦。「すごかった。デビュー戦も完封勝ちで、本当に努力の天才ですね」と興奮気味に語る。さらに「天心選手がボクシングをやることで憧れる人が増えて、ボクシング人口が増えて盛り上がりそう」と目を輝かせた。

 もともと孝太は那須川の試合をテレビで見て、格闘技に興味を持った。現在は同じサウナに通っていることから、汗を流しながらアドバイスをもらうこともあるという。

「プライベートな話が多いですけど、試合で『ここをもっと、こうしたらいい』とか言ってもらうこともあります」

 くしくも今回の会場は、那須川のボクシングデビュー戦と同じ有明アリーナ。「天心選手は僕にとってのヒーロー。格闘技界を引っ張ってきた選手なので、僕も数年後にそんな存在になりたい。今回の試合でそれを証明できるような試合がしたい」。

 言葉に力を込めた孝太が、若き旗手として格闘技界をけん引する。