元自民党衆院議員の宮崎謙介氏が16日、報道番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA TV)に出演。お賽銭のキャッシュレス化が進む寺院の経営問題について解説した。
番組では名古屋市の「亀岳林 万松寺」が設置したキャッシュレス賽銭の自動販売機の話題を扱った。売られているのはオリジナルのコインで1枚500円。お賽銭としての使用だけでなく境内で通貨として活用することもできるという。
このニュースを受け、寺院の再生事業も行っているという宮﨑氏は、「2040年には経営難により寺が35%減、神社が41%減になる試算が出ている」というデータを紹介。
その上で「経営難がめちゃくちゃ進んでまして、ある宗派で言うと寺院年収が100万円を切っているところがザラにあるんですよ。『坊主丸儲け』と言われた時代は一昔前で、かつ観光寺院だけ。黙ってても来るような金閣寺さんとか有名じゃないですか。ほとんどの一般的なお寺さんは苦労しているので、そのキャッシュポイントであるお賽銭問題ってめちゃくちゃ重要なんですよ」と指摘した。
しかし近年、銀行が小銭に対して両替手数料を取るようになり、それがさらに経営を圧迫しているそうで、「あれ枚数ごとに課金されるんですよ。額が大きければいいんですけどそうでもない普通のお寺さんからすると数%持っていかれるので結構痛い。というのがある中で、今回この話ってコイン化していくキャッシュレス化していくというのはよく話に上がるんです」と語った。
そのため、万松寺の取り組みについて、他の寺院もおおむね好意的に見ているというが、宮﨑氏は「ポイントはこれが非課税かどうか?なんですよ。お賽銭は非課税なんです、『宗教行為』だから。でもこれは『事業』として見られるんじゃないかと。そうするとまた法人税なりなんなりがかかってくる。課税対象になっちゃうと広がってこないので、お役所がどう判断するか。今のところ課税対象になっちゃうんですよ」と分析していた。












