大谷サマサマだ。視聴率低迷に苦しんでいたTBSに明るい兆しが見えた。2022年度の「コア視聴率」で民放2位に躍り出たのだ。
TBS局員や同局スタッフに提示された文書によると、22年度のゴールデン&プライムタイム(午後7~11時)のコア視聴率「新ファミリーコア」(4~49歳男女)で、日本テレビに次いで民放2位に滑り込んだ。ゴールデン帯3・1%、プライム帯3・0%。1997年に個人視聴率の調査を始めて以来、初の2位という。
ダウンタウンの松本人志がかねて指摘している通り、民放各局は世帯視聴率ではなく、より実態を反映した個人視聴率、コア視聴率を重視している。
数字を押し上げた一因はやはり、大谷翔平(エンゼルス)らが活躍した3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)だという。21日にTBS系で生中継され、村上宗隆(ヤクルト)が劇的なサヨナラ打を放った準決勝メキシコ戦では新ファミリーコアが17・2%と驚異的だった。
TBSでは快挙を受けて、局員やスタッフを対象に10~21日まで局内カフェでコーヒー、紅茶、ウーロン茶、オレンジジュースなどを無料提供。総菜パン「ランチパック」も配っている。
それだけではない。24日~5月26日の間、局内カフェや食堂などで使用できる食事券500円分も配布される。
異例の大盤振る舞いに局員やスタッフは拍手喝采。局員の一人は「近年まれにみるサービスです」。高視聴率連発だったWBCのごほうびが、3月24~31日まで局内カフェのコーヒーと紅茶だけ飲み放題だったことに一部で「ショボい」と報じられたが、今回は〝渋チン〟イメージを覆す大奮発だ。
侍ジャパンの優勝から3週間たっても〝大谷特需〟はまだ続いていた――。












