海外からも注目を集める超絶技巧な6人組ガールズバンド「Gacharic Spin(ガチャリックスピン)」のマイクパフォーマー・アンジェリーナ1/3(21)。ソロとしても驚異的なトーク力で、ラジオやテレビで大活躍。講談師の神田伯山から「伯山の妹」とまで信頼され、爆笑問題の太田光は「ラジオを背負って立つと思う」と絶賛。ブレーク間近の彼女が目指すものは?
愛称はアンジー。一風変わった芸名は父が日本人、母がスペインとフィリピンのハーフで、3か国の血が入っていることに由来する。バンドは2月に日本クラウン移籍を発表し、4月に配信シングル、7月にアルバムをリリースする。
「私自身も移籍は初めての経験。ここから新しい環境で、ガチャリックスピンの音をさらに強く届けることができるような環境作りを考えてくださっていて、未来にとてもワクワクしています」
そんなアンジーは音楽のフィールドを飛び越えて活躍している。きっかけは持ち前のトーク力で「伯山の妹」として注目されたことだ。
昨年3月まで自身初のラジオ冠番組などで講談の魅力を熱弁。ゲスト出演した伯山との交流が始まり、伯山自身もTBSラジオ「問わず語りの神田伯山」で「公認の妹」としてたびたび話題にしている。昨年4月、コロナ療養で同番組を欠席した際には、ピンチヒッターとしてアンジーを指名した。
「若い世代の子を引っ張ってあげたいと、私を指名してくださって。その番組を(爆笑問題の)太田さんも聞いてくださって、ラジオ番組で『“アンジェリーナ1/8”は伯山の弟子だと思う』みたいに言ってくださった。名前は合ってなかったですけど(苦笑い)」
その縁もあり、昨年は爆笑がMCのTBS系「サンデー・ジャポン」にゲストコメンテーターとして5回出演。初出演した際に太田から「すごいラジオ、面白いよ」と声を掛けられたという。
太田の期待に応えるかのように、現在も2つの冠番組でパーソナリティーを務めているほか、4日の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)など、テレビへの出演も増えている。
もっとも、こうした幅広い活動の根底にあるのは“バンド愛”だ。
「一人でも多くの方にバンドを知ってもらえるように…。バンドと離れていくんじゃないかって不安になってくださる方もいるんですけど、常にガチャリックスピンのことを考えています。ガールズバンドのカッコよさも知ってほしいし、私が入り口になることが大事だとも思っている。バンドにつながるんだったら、私はこれからなんでも挑戦したいです」
2019年に活動を開始し、欧米をはじめ韓国、中国など海外でもライブを成功させてきた。当時17歳だったアンジーはオーディションを経て、未経験で飛び込んだ。
まだ21歳。ここまで大物から絶賛されると、逆に重荷に感じてしまいそうだが「伯山さんも太田さんも『俺らが勝手に言ってることだから、重荷に思う必要はなくて、伸び伸びアンジーらしくやっておいで』って言ってくださっている。だから深くは考えてないです!」と笑い飛ばす。
そして、言葉にさらに熱を込めて語り出した。
「伯山さんも講談界を広めていきたいとの思いで、メディアで発信したりしていて『スタンスが似てるよね』と話をしてくださった。私は伯山さんのを見て講談が大好きになったので、微力ですけど、講談の良さを発信できたら。これは“兄妹の愛”かもしれないですね」。今後ますます活躍の場を広げそうだ。
☆あんじぇりーなさんぶんのいち 2001年12月25日生まれ、東京都出身。19年、Gacharic Spinに加入。趣味は美術鑑賞、映像編集、服作りなど創作。今の夢は神田伯山との対バン、講談とバンドの融合イベント。














