【女子ボートレーサー・インタビュー 樫葉新心(かしば・にこ、20=徳島)後編】

 ――現在の課題は

 樫葉 4月からスローも入りだしたんですけど、とにかくスタートをしっかり行くことが一番の課題です。スタートで遅れてレースに参加できないことが多い。先輩にも「まずはスタートを克服してからだね」と言われてます。やはりダッシュよりもスローのスタートの方が難しいですね。今は練習がある時は毎日、行ってペラを叩いたりしてます。

 ――目標とする選手は

 樫葉 母(岩崎芳美)と言っときますか(笑い)。でも本当にすごいなと思っています。

 ――尊敬する部分は

 樫葉 人としてもみんなから慕われている感じの人柄だと思います。レースでは道中の走りが上手だなって思っています。自分は道中が苦手でどんどん抜かれたりすることが多いんですけど、母は道中さばいてくるので、そこの部分を尊敬しています。

 ――母親と同じシリーズに出場することもある

 樫葉 母が一緒だと心強さもあるけど「見られてるな」と緊張することもあります。スタートも行けてないし、思うように乗れてなくても、母がいるので頑張りたいと思ったりします。一緒の時は付きっ切りで言われたことをとにかくやってます。ペラ調整も教えてもらいますが「今は何をしてもいい時だから」と言われていて、とにかく何でもチャレンジしろって教えられてます。

 ――レース場と自宅で関係性の変化は

 樫葉 どちらにいても全然変わらない気がしますね。

 ――岩崎工務店の入社予定は

 樫葉 私はまだアルバイトで社員になれてないらしいので…(笑い)。なれるようになるまで頑張りたいと思います。衣装も持っているので入社したら、たぶんオープニングセレモニーでもやると思います。

「岩崎工務店」の(左から)岩崎芳美、西岡育未、井上遥妃、喜多須杏奈
「岩崎工務店」の(左から)岩崎芳美、西岡育未、井上遥妃、喜多須杏奈

 ――徳島支部の雰囲気は

 樫葉 先輩方がみんな優しくて全員で家族みたいな感じです。誰に聞いても教えてくれるし、後輩からも話しやすい先輩ばかりです。一番仲良くしていただいてる先輩は喜多須杏奈さんですね。すごくお世話になっていて、よくしてもらってます。

 ――アピールポイントは

 樫葉 乗り心地がいい時に握って行けることかな。足よりも自分が乗れるように、乗り心地を意識してペラ調整してます。そこから余裕があったら足を求めたりするんですけど、今は全然そこまで行かずに終わりますね。でも乗り心地がきているかきていないかで、全然レースは違うと思います。

 ――今後、出場してみたい大会は

 樫葉 いつかレディースチャンピオンに出てみたいです。

 ――休日の息抜きは

 樫葉 友達とカフェに行ったり、遊びに行ったり。同期とも仲はいいんですけど、休みの日に過ごすのは地元の友達が多いですね。

 ――ボートレースの魅力は

 樫葉 頑張れば頑張るだけ賞金ももらえるし勝率も上がるので頑張りがいがあるところですね。1着を取れた時のうれしさを感じると頑張ってきて良かったって本当に思います。