糖質オフダイエットが一般的になって以来、日本酒やビールは「ダイエットの敵」のように思われてきた。「まずはビール」だったのがハイボールに押され気味だし、國酒である日本酒よりワインのほうが女子に選ばれているのは否めない。そこにはやはり「糖質オフ」に対する意識が働いているような気がしてならない。

 かくゆう私もダイエット中は、糖質ゼロの蒸留酒をあえて選んでいる。だが、蒸留酒に変えたからといって、体重が減ることはまずない。それどころか「糖質ゼロのお酒だし、〆にお茶漬けぐらい食べてもOK」と自分を甘やかしてしまい、かえって太ってしまう。そんなことなら、最初から飲みたい酒を飲んだほうがいい。

 実のところ、酒の種類よりも気を付けるべきは、「おつまみ」なのだ。ぜひとも食べて欲しいのは、「たんぱく質」を多く含む食材や、オリーブオイルなど良質な油を使ったおつまみ。その理由は腹持ちが良く、満腹感が得られるからだ。たんぱく質や油を積極的に食べると、満腹感を得られる消化ホルモン「ペプチドYY」の分泌が促され、その状態を長く保つことができる。また、たんぱく質に豊富に含まれる幸せホルモン・セロトニンの素「トリプトファン」のおかげで、飲んだ後のスイーツ欲を抑制できるという。

 具体的なメニューとしては、カルパッチョ、焼き鳥(塩味)、魚や鶏の竜田揚げなどが挙がる。それでもお腹が満たされない場合は、味噌汁やスープといった汁物を飲むといい。それまで上昇していた糖質欲がグッと抑えられる。

 ところで、たんぱく質というと、愛飲しているチョコレート味のプロテインを焼酎で割ったらどうなのだろう? こんなこと考えていると、ダイエットの神様にそっぽをむかれそうでコワい。でも試さずにはいられそうにない。乞うご期待!