別府競輪GⅡ「第7回ウィナーズカップ〝オランダ王国友好杯〟」は21日、12Rで決勝戦(V賞金2581万円)が行われ、松浦悠士(32=広島)が中団から内を強襲して優勝。昨年7月玉野GⅡ「サマーナイトフェスティバル」以来、7回目のビッグ制覇(GⅠ3回、GⅡ4回目)を果たした。
中国地区の大将格が本領のクレバーな運行で、同大会2回目の優勝を手にした。雨中で行われた最終決戦、ウイナーはゴール線を一番で駆け抜けると右手を大きく挙げて喜びを表現。ファンの声援に応えた。
生命線である〝嗅覚〟が冴えた。周回では3番手グループの〝後ろ中団〟を選択。残り1周では8番手だったが、前の古性優作(32=大阪)―脇本雄太(34=福井)がまくっていくのも予想通り。
最終バックでは新田祐大(37=福島)が落車するアクシデントに「飛んでこないでくれ」と願いながら難を逃れると、脇本の外ではなく内に進路を取ったのが勝因だった。
「瞬時の判断ができたのではないかな」
1月和歌山記念で体調を崩してリタイア。しばらく引きずっていたが、ようやく戦える状態に立て直し「(決勝)2着以内に入らないと、今シーズンは戦えないと思っていたので結果が出てうれしい」と相好を崩した。この優勝でグランプリへの賞金レースの先頭集団に追い付いた。
「タイトルを取って出るのが一番いいが、記念でしっかり稼いで積み重ねていきたい」
今年はストイックにやっていく覚悟を決めている。体重管理もそのひとつだ。「ドーナツはグランプリまで食べません。代わりに果物を(笑い)」。〝スイーツ王子〟の称号を返上し、〝フルーツ王子〟としてビッグ戦線で存在感を示していく。












