野球世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日韓戦で勃発した旭日旗問題が、サッカー界にも〝飛び火〟した。

 10日に日韓戦が行われた東京ドームで旭日旗を掲げて応援する観客が登場し、韓国メディアが一斉に報道。韓国野球委員会(KBO)が、大会を主催するWBC組織委員会(WBCI)に対してすぐさま抗議を行って大きな波紋を呼んでいる。

 そうした中、韓国では騒動が拡大している。韓国メディア「ニューシス」は「東京ドームに旭日旗が登場したことで、韓国広報専門家の徐ギョン徳誠信女子大教授がWBC側に抗議メールを即座に送ったことを明らかにした」と報道。徐教授が11日に自身のSNSで旭日旗による応援を禁止するようWBCに対して求めた抗議メールの内容を明らかにした。

 さらに徐教授は「FIFA(国際サッカー連盟)は、カタールW杯で日本側のサポーターが繰り広げた旭日旗応援を〝即時制止〟した」と持論を展開。FIFAは旭日旗の応援を禁止するという規定を定めてはいないが、サッカー界で旭日旗使用が禁止だということを既成事実化させる動きに打って出た。

「WBCでも旭日旗の応援を必ず禁止させなければならない」と徐教授は強調し、韓国でも物議を醸している。WBCの日韓戦での旭日旗問題がどのような展開を見せるのか注目が集まる。