人気ユーチューバーのラファエルが〝凋落ぶり〟を包み隠さず明かし、話題となっている。

 今年に入り、多くのユーチューバーが収益減を報告。ラファエルも例外ではなく、広告収入は全盛期の10分の1まで落ち込んでしまった。ラファエルは将来を見越して家賃140万円のマンションから40万円の物件に引っ越し。スタッフ数人をクビにし、コストダウンを図っている。

 先月26日には自身のユーチューブチャンネルで親交あるヒカルから1億円を借りたと報告。利息分3000万円を含む1億3000万円を1年後に返済することになった。ネット上ではヤミ金融顔負けの暴利や、個人間でそう簡単に億単位の金を動かせるか疑問が残るため、懐疑的な見方も浮上している。

 ラファエルのなりふり構わぬ姿勢は一部業界で不評を買っている。先月、仙台市の美容外科「よだ形成外科クリニック」で院長を務める依田拓之医師がツイッターで、有名ユーチューバーから取材オファーがあり、見返りとして「500万円」の見積りを提示されたと暴露。これが話題になると、ほかの美容外科からも「うちにも送られてきた」という証言が次々と飛び出した。

 ラファエルと親交のあるユーチューバーのシバターは、本人に事実確認したところ「これ僕ですよ」とあっさり認めたことを動画で報告。高額と言われる「1本500万円」のギャラについて、ラファエルは過去の出演番組ですでに公表していると説明したという。

 シバターは「彼は(世間に)どう思われてもいいと思ってる。あんなDM、送れば送るだけ恥ずかしいけど、彼はそうは思わない。良くも悪くも恥知らずで、良くも悪くもビジネスマン」と評した。

「高須クリニック」の高須幹弥氏も先月末に更新したユーチューブ動画で、一連のDM騒動に触れ「ああいうメールを片っ端から送っている感じで、本当に苦しいんだろうなって思いましたね」と述べている。