〝フルトン対策〟は順調だ。プロボクシングの前4団体統一世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が、難敵攻略に自信をのぞかせている。
5月にWBC&WBO統一世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)との対戦が決定的な井上は24日、東京・後楽園ホールで開催されたWOWOWの「エキサイトマッチ ファン感謝祭2023」にゲスト出演。フルトンとのマッチメークについて「期待していてください」と断言は避けたが、すでに過去の試合映像を見て研究中。「ものすごくやりにくいという印象だったが、何となく攻略法が見えてきている」と頼もしい言葉を残した。
この日まで3日間連続で、フェザー級のジャフェスリー・ラミド(23=米国)とのスパーリングを敢行。井上が「ここまで似ている選手はなかなかいない。感覚的に『こういう感じの突破口がいいのかな』と考えながらやることができた。自分の中で自信というか、感覚は高まった」と言えば、大橋秀行会長も「非常にテクニカルな、いいスパーリングでした」と手応えを口にした。
さらなる偉業へ、モンスターは着実に歩みを進めているようだ。












