タレントの武井壮が20日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。ネットで話題になった新大型ロケット「H3」ロケットの打ち上げを巡る「中止か失敗か」論争に言及した。

 17日、鹿児島の種子島宇宙センターから初号機の打ち上げを試みたが、直前になって着火信号が送られず発射を中止した。当日の会見でJAXAは「中止」と説明したが、ある記者が「わかりました。それは一般に失敗といいます。ありがとうございまーす」と発言したことが物議を醸した。このシーンはネットで拡散され、記者の言葉と中止か失敗か論争が巻き起こった。

 意見を求められたコメンテーターの苫米地英人氏は「フェールセーフっていうのは2つの単語。フェールは失敗、セーフは成功です。それは人の見方で自由ですよね。僕は成功だと思いますよ。だって、なぜフェールセーフが働いたのか分かっていないんです。宇宙に行ってから起きたらヤバイじゃないですか。それを事前に止められたんだから、科学的な立場からしたら成功ですよね」とコメント。

 会見について「せっかく日本で国産ロケットを打ち上げて、科学者が一生懸命にやっている時に『これ失敗です』って盛り下げる論理は、あまりいいことではないと思います」と述べた。

 武井は「変な言い方だけど、どっちでもいいじゃないですか。いったん中止したのものを『失敗ですよね』っていう神経が、人と人とのコミュニケーションにおいて『おい、お前よ』ということですよね」と記者の発言に首をかしげた。

 発射中止は成功に向けての過程と捉える武井は「ぶっちゃけ、どっちでもいいですけど、『そんな言い方すんじゃねーよ』っていうことなのかなと思います」と語気を強めた。